文学散歩:夜明け前
ブログの記事第一号です。創刊号です。
とは言っても、まだ書くことがありません。
三日坊主にならない為に、少し時間を遡って文学関係の旅行記事を上げておきます。
2013年の1月末、
島崎藤村『夜明け前』の舞台になった木曽路(妻籠・馬籠・奈良井)に行きました。
「木曽路はすべて山の中」ですね。
この頃は寒さも和らぎ、もう雪もほとんど残っていないくらいでした。
冬は観光客が少ないようで、妻籠にある旅籠では貸し切り状態での宿泊。
静かにゆっくり観光したい方には、冬はおすすめかもしれません。
ただし、馬籠宿は急坂なので雪のある季節には怖いことになっているかも…。
三宿の中で、個人的に一番気に入ったのは妻籠です。
本当に江戸時代にタイムスリップしたような気持ちになれました。
そして、ここには是非、宿泊してみて下さい。
夜の静寂と満点の星空が素晴らしいです。
早起きして撮影。
妻籠は本陣等の見所があります。
馬籠は時間の関係でざっと歩く程度の観光でした。
馬籠宿は一本の坂道に沿う形になっていて、
交通バスで行く場合、坂上のバス停か、坂下のバス停で降りて歩きになります。
個人的には、坂の上からゆっくり下りながら観光するルートがお勧めです。
そうすると美しい見晴らしを眺めながら歩けますので。
馬籠は山の上にあるので、眺望が抜群です。
藤村記念館は坂の中腹辺りにありますが、今回は時間の関係で行けず…。
また次回には必ず行きたいですね。そして次回は中山道を歩いて行きたい…。
馬籠は妻籠に比べると、昔のまま、というよりは少し綺麗に整備された雰囲気でした。
蔵を改装したお洒落なカフェ等が多くあるので、
時間にゆとりを持って行かれるのがいいかも知れません。
奈良井宿は上の二宿よりもボリュームがありました。
一番栄えた宿場町なので、町並みの通りも長いですし、
土産物店やミュージアムも多いです。
ただ、冬の平日はあまり土産物店が開いていませんでしたので注意。
妻籠や馬籠は車両が規制されているのですが、奈良井は路駐の車が普通に入っているので、
その部分では景観的にちょっと残念でした…。
しかし、古民家がぎっしり軒を連ねる様は迫力があります。
古民家のミュージアムの二階から格子窓を通して宿場の通りを見下ろすと、
時代小説に登場する旅人の気持ちになったようで、それが一番の思い出です。
名物の「すんき漬け」は不思議な味…。ご賞味あれ。
ここは電車の駅からすぐなので、アクセスの上では一番簡単です。
馬籠だけ写真が無くてすみません。
そのうち追記します。
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